会社にいるときに今日は何時ごろに帰れるとか会食が入っているので食事はいらないとか、そんな風にこまめに由里に電話をかけているリアムをみて、その口調や甘い言葉にもリアムらしくないと言っては笑っている。
由里と話している時には、顔がいつもの3倍増しでゆるゆるになっているらしい。
そんな自覚はないのだが、この頃よく印象が柔らくなったとかリアムって笑うことがあるんだ、なんて周りの人に言われる。
前のように負けてたまるかみたいな気負いが、無くなっているのかもしれない。
今は仕事より由里といる時間の方が大切に思える。
仕事を疎かにしている訳ではないが、できれば夕食時の会食よりランチミーテイングをセッテイングするようにケンに要望している。
夜は由里の作る料理を食べたい。
どんなに疲れていても心も体も癒されるからだ。
由里の料理はバランスを考えて、リアムの健康に配慮してくれているのだ。
外食の味の濃い脂っこい食事がほとんどだったが、由里と暮らすようになってリアムの食生活は断然質が良くなった。
おかげで体調もずっと良い。
1日の始まりと終りに由里の優しい心のこもった料理を食べると、疲れが飛んでいく。
リアムには由里のいない生活はもう考えられなかった。
それなのに由里はリアムの隣にいてもいいのかと、考えている時がある。
ほんとにどんどん由里に惹かれていく自分を、持て余しているというのに…
今夜も8時には家についた。
「ただいま。由里」
そういうといつも笑顔で
「お帰りなさい」
と言って胸の中に飛びこんできてくれる。
玄関で抱き合ってしばし由里の匂いを堪能して、キスをするのがいつものルーテインだ。
時々理性が崩壊してそのまま寝室に連れ込んでしまうこともあるけど…
なのに、今日は由里が玄関まで出てきてくれない。
急いでリビングのドアを開ける。
キッチンにもいない。
リアムは心配になって寝室や洗面、家中を由里と言いながら探し回った。由里はテラスにいた。
「由里、どうしたの。出迎えてくれないから心配したよ。」
「あっ、ごめんなさい。ガーデニングに夢中になっていたの。さっきまで業者さんが来ていて…ここをガーデンテラスにしていいって言ってたでしょう。だから業者さんに相談してあれこれプランニングしていたの。つい夢中になってしまったわ。お帰りリアム」
といってふわっと笑って抱きついてくれた。
リアムは由里のそのふわっと笑う顔が大好物で、すぐにキスの雨を降らせた。
由里はくすくす笑って
「もうリアムったら、食事にするから着替えてきて」
と言ってリアムの腕から逃げ出した。
その日はパスタにクリームシチューに、由美特製のドレッシングのかかったサラダだ。
パスタはあっさり和風の明太子パスタでリアムの好きな料理の一つだ。
今日も由里の料理に癒されてリアムは幸せをいっぱい満喫した。
「ところでどんなふうにガーデンテラスを作るつもり?その業者さんて男性?」
とさりげなく尋ねてくる。
リアムの独占欲の強さをよく知っている由里は
「ううん、女性の人よ。彼女はイギリスやフランスでガーデニングやお花の勉強をしたらしいの。日本人でね。セントラルパークの近くでご主人とお花屋さんをやってるの。造園も最近始めたらしくてやる気にあふれていたわ。とっても素敵な方よ。子供がいるなんて思えないほど若々しくて優しい雰囲気の美人さんよ」
と言ってほほ笑んだ。
「ヘエ、それは楽しみだなあ。女性と聞いて安心したし由里が仕事がらみでも男性と二人になるのは嫌だからそういうことなら全面的に二人に任せるよ。好きにしたらいい。僕は出来上がりを楽しみにしているよ」
とリアムはほっとしている。
由里と話している時には、顔がいつもの3倍増しでゆるゆるになっているらしい。
そんな自覚はないのだが、この頃よく印象が柔らくなったとかリアムって笑うことがあるんだ、なんて周りの人に言われる。
前のように負けてたまるかみたいな気負いが、無くなっているのかもしれない。
今は仕事より由里といる時間の方が大切に思える。
仕事を疎かにしている訳ではないが、できれば夕食時の会食よりランチミーテイングをセッテイングするようにケンに要望している。
夜は由里の作る料理を食べたい。
どんなに疲れていても心も体も癒されるからだ。
由里の料理はバランスを考えて、リアムの健康に配慮してくれているのだ。
外食の味の濃い脂っこい食事がほとんどだったが、由里と暮らすようになってリアムの食生活は断然質が良くなった。
おかげで体調もずっと良い。
1日の始まりと終りに由里の優しい心のこもった料理を食べると、疲れが飛んでいく。
リアムには由里のいない生活はもう考えられなかった。
それなのに由里はリアムの隣にいてもいいのかと、考えている時がある。
ほんとにどんどん由里に惹かれていく自分を、持て余しているというのに…
今夜も8時には家についた。
「ただいま。由里」
そういうといつも笑顔で
「お帰りなさい」
と言って胸の中に飛びこんできてくれる。
玄関で抱き合ってしばし由里の匂いを堪能して、キスをするのがいつものルーテインだ。
時々理性が崩壊してそのまま寝室に連れ込んでしまうこともあるけど…
なのに、今日は由里が玄関まで出てきてくれない。
急いでリビングのドアを開ける。
キッチンにもいない。
リアムは心配になって寝室や洗面、家中を由里と言いながら探し回った。由里はテラスにいた。
「由里、どうしたの。出迎えてくれないから心配したよ。」
「あっ、ごめんなさい。ガーデニングに夢中になっていたの。さっきまで業者さんが来ていて…ここをガーデンテラスにしていいって言ってたでしょう。だから業者さんに相談してあれこれプランニングしていたの。つい夢中になってしまったわ。お帰りリアム」
といってふわっと笑って抱きついてくれた。
リアムは由里のそのふわっと笑う顔が大好物で、すぐにキスの雨を降らせた。
由里はくすくす笑って
「もうリアムったら、食事にするから着替えてきて」
と言ってリアムの腕から逃げ出した。
その日はパスタにクリームシチューに、由美特製のドレッシングのかかったサラダだ。
パスタはあっさり和風の明太子パスタでリアムの好きな料理の一つだ。
今日も由里の料理に癒されてリアムは幸せをいっぱい満喫した。
「ところでどんなふうにガーデンテラスを作るつもり?その業者さんて男性?」
とさりげなく尋ねてくる。
リアムの独占欲の強さをよく知っている由里は
「ううん、女性の人よ。彼女はイギリスやフランスでガーデニングやお花の勉強をしたらしいの。日本人でね。セントラルパークの近くでご主人とお花屋さんをやってるの。造園も最近始めたらしくてやる気にあふれていたわ。とっても素敵な方よ。子供がいるなんて思えないほど若々しくて優しい雰囲気の美人さんよ」
と言ってほほ笑んだ。
「ヘエ、それは楽しみだなあ。女性と聞いて安心したし由里が仕事がらみでも男性と二人になるのは嫌だからそういうことなら全面的に二人に任せるよ。好きにしたらいい。僕は出来上がりを楽しみにしているよ」
とリアムはほっとしている。



