屋上中に3人のの笑い声が響く。

 「笑うんじゃねーよ。環奈、あんたが俺の女になるのは決定事項だ」
 「そんな事言われても、困ります!」

 私は、強く抗議してみる。

 「何で嫌なんだ?」
 「そ、それは…」

 そんなの竹永くんが不良で総長だからですけど!?

 「とにかく、無理なものは無理ですから…!」

 そう言うと、私は掴まれていた腕を何とか解いて、屋上から逃げたのだった。