顔面Lv1000の私とキケンな総長の恋

 ドンッ

 鈍い音が、倉庫に響き渡る。

 「なんだ!?」

 私と不良が一斉に音のする方を見ると、倉庫の扉が壊れていた。

 影から、人が出て来る。

 「おい。お前ら、死ぬ覚悟は出来てるんだろうな」
 「奏斗くん!!」

 助けに来てくれたんだ…!よかったよ!来てくれなかったら私…。

 想像して、ゾクリと背筋が凍る。

 「本当だよね〜。俺たちのお姫様を攫うとか、最低〜」
 「久しぶりに暴れるか!」
 「女性に手を出すなんて、死すべきですね」

 どうやら、来てくれたのは奏斗くんだけじゃなくて、優くんたちも助けに来てくれたようだ。

 「みんな!来てくれたんだ!」

 私は、みんなの姿を見てほっとして涙が出て来る。