顔面Lv1000の私とキケンな総長の恋

 文化祭準備も終盤になっていた。

 私は、数人で教室の飾り付けをしている。側には奏斗くんもいて、怠そうにだけど手伝ってくれていた。

 「うーん、届かないなぁ」

 身長が足りず、壁に飾り付けをしたいけど高くて届かない。

 「無理するな。貸せ」

 奏斗くんは、困っている私を見かねて飾りを奪うように取り上げると、代わりに飾り付けをしてくれた。

 言動は少し、乱暴だけと優しいんだよね。あれ…?言ってる事矛盾してない?まあ、いっか。

 「ありがとう。奏斗くん。今日はもうこれで終わりだよ」
 「そうか。なら、一緒に帰るぞ」
 「う、うん」