顔面Lv1000の私とキケンな総長の恋

 私は手を引かれて、ソファーへと誘導され、座るように言われたので、大人しく言われた通りにする。

 一体なんなんだろ…?

 不思議に思っていると、奏斗くんが私の膝の上に頭を乗せて寝転ぶ。

 「えっ!?」

 これって、膝枕じゃん!

 「撫でろ」
 「う、うん」

 私は、戸惑いながらも頭を優しいく撫でる。近くで3人のが「アレって本当に奏斗…?」とか「別人じゃね?」と話す声が聞こえる。