顔面Lv1000の私とキケンな総長の恋

「お前らよく聞け。この女…環奈を俺の女、ブラックドラゴンの姫にする」

奏斗くんは、昨日と同じセリフを言うと、不良たちは「おぉ…!」と歓喜の声を上げる。

「いや、待ってよ!私はならないよ!?」
「駄目だ。あんたに拒否権はない」

拒否権はない!?滅茶苦茶すぎるよ!!

「昨日の女の子だ〜」
「ホントじゃん」
「君たち、まずは自己紹介が先では?」

そして、なぜか自己紹介する羽目になった。