「だって、大好きな彼女がくれるものだったら、何でも嬉しいって思うからさ」
「本当に?もし、変なものをあげたとしても?」
「例えば、どんなもの?」
手編みの下手クソなマフラーとは言い出せなくて、
「えっと⋯⋯洗剤の詰め合わせとか」
お歳暮かい。
「洗剤?どのみち使うものだし、いいじゃない。有り難く頂くよ」
屈託のない笑顔でそう答えられると、コウちゃんは、あのインタビューの男の子たちとは違うのかな?と思う。
「じゃあ、逆に、消耗品じゃなくて⋯⋯赤べことか、さるぼぼだったら?」
お土産かい。
「お守りみたいなもの?いいね」
「でも、物を減らしたいんでしょう?邪魔にならないの?」
「物を減らすのは、掃除をもっと簡単にしたいだけ。邪魔になんかならないよ。なるちゃんがくれるものなら、何でもね」
コウちゃんの笑顔に勇気づけられ、私は決心した。
下手でも、ちゃんと仕上げてプレゼントしようと。
「本当に?もし、変なものをあげたとしても?」
「例えば、どんなもの?」
手編みの下手クソなマフラーとは言い出せなくて、
「えっと⋯⋯洗剤の詰め合わせとか」
お歳暮かい。
「洗剤?どのみち使うものだし、いいじゃない。有り難く頂くよ」
屈託のない笑顔でそう答えられると、コウちゃんは、あのインタビューの男の子たちとは違うのかな?と思う。
「じゃあ、逆に、消耗品じゃなくて⋯⋯赤べことか、さるぼぼだったら?」
お土産かい。
「お守りみたいなもの?いいね」
「でも、物を減らしたいんでしょう?邪魔にならないの?」
「物を減らすのは、掃除をもっと簡単にしたいだけ。邪魔になんかならないよ。なるちゃんがくれるものなら、何でもね」
コウちゃんの笑顔に勇気づけられ、私は決心した。
下手でも、ちゃんと仕上げてプレゼントしようと。



