先生✕元ヤン〜反乱の予感!?〜

「あやか、桃子、花美。あのね、話したいことがあるの!」
「なぁに?」
「いつでも聞くよっー」
「私たちでよければ、話を聞くから!」
その言葉を聞いて今思えばこんなにいい子たちをなぜ怖がっていたのかわからない。
「あのね。私、実は皆が思ってる理想の子じゃないの。本当は大人しくないし、皆が私ばっかりに物事を押し付けてくるときは少しイラッとしたし、そんな自分がムカつくの。急にこんなこと言ってごめん。困らせるよね。でも知ってほしい。本当の私を。」
三人は目を見開いてから
「全然困らない。むしろ話してくれてうれしいよ。まだ話せてないことある?」
「そうそう!私も可憐に頼ってばっかでほんっとごめん!」
「私も自分のことしか頭になかったかも…いつも支えてくれてありがとう」
と口々に言いたいことを言ってくれた。
こうやって言い出せる勇気をくれたのは紛れもなく鏑木先生だ。
その後3人とは言いたいことをちゃんと言える友達になった。
「鏑木先生ー!!!!!」
「ん?」
「なんか色々とありがとう御座いました!」
「…ちゃんと友達になれたみたいだな」
「はいっ!それも鏑木先生のおかげです!」
「だろ?」
「ふふっ」
今日1日が長く感じたように透き通った空も遠くに続いていた。