ーーー
はぁーあ
あれ以来私は鏑木先生と話すのが気まずくて少し避けてしまっている。(まぁ先生だから避けるも何もないけど…)
別に嫌いになったわけじゃなくて、私が怖くなっただけ。
鏑木先生と喋ると"本当の自分"を出してしまって、
もしそれが誰かに見られたら…なんて考えてしまう。
結局私は自分が1番可愛いのだ。
でもこのままだと鏑木先生は私に話しかけてこなくなってしまう。
私は自分がわからない。
先生と話したいけど、学校では"理想の私"を演じたい。
だって"理想の私"を演じたら周りもわたしを遠ざけることはないし、仲間はずれにされることも無いでしょ?それってすごく楽。
家に帰ろうとしたら桃子達が「可憐ー?一緒に・・・かえろ!」
「う、うん!ありがとー」とありがたく仲間に入れてもらうと…
「可憐最近なんかあった?」
あやかが言ったんだ。
図星…
「わたしたち可憐にいっつも助けられているから支えになりたい!」
「うーん…実はちょっと」鏑木先生のこと言うのも嫌だし、素の自分があることなんて知られたくないしー…
「え、えーと勉強が難しくて、、、」結局嘘を付く。
「そうなんだね!話してくれてありがと〜!」彼女達の笑顔を見るたびに心が痛む。この子たちは私の本当の性格を知ってもそばにいてくれるだろうか。
「う、うん!ごめんね。心配かけて」
ーーーー
次の日の昼放課、鏑木先生が声をかけてきた。
「可憐。ちょっと話せるか?」
「あ、はい。」
鏑木先生が向かった先は屋上…??
「ごめんなー、こんなとこ呼び出して。」
「あ、いえいえ。ところで何か?」
「あー…この間はほんとにごめん。」
先生から謝られた…
「せっかく可憐が心配していろいろ言ってくれたのに、『ほおっておけ。』なんか言って。あの言葉だけ伝えたかったんじゃなくて、そんな心配しなくても大丈夫って伝えたかったんよ。ちなみにあの後あいつらにちょーとお仕置きしたらびびってもう来なくなった。」
「お仕置き………」殴った…???
「…だからこれからはそんな心配しなくても大丈夫だ。」
ふーん
「……もういいですって。私だって弱くないんです。ぶっちゃけ心配じゃなくてヒヤヒヤしてただけだし」
「そうか…。」
「まぁでもありがとう御座います。先生なりに考えていたんですね。」
「あぁ。まぁな」
短い返事をした後鏑木先生は
「後、可憐。ずっと溜め込んでることがあるだろ?」
「え…、」
「可憐。言いたいことがあるなら言っていいんだ。青空に向かってムカつくならムカつくって叫べ。」
言いたいことなんて言えるわけがない。
そう頭では思った。思ったのに、どうしてだろう。
「みんなみんなわたしを頼りすぎっ!!私のことが大人しくて理想の子だと思ってるのやめてっ!?てか本当は素の自分を知ってもらった上で皆と友達になりたいっー!」
思いっきり青空に向かって叫んだ
「そうだ。その調子だ。言えよ、可憐。ムカついてること全部言え。ここなら誰も聞いてないからな」
「私の名前可愛すぎっー!よく名前に比べて顔は可愛くないって言ってくるやついるけどそんなの知ってるっつーの!いちいちムカつくー!!!」
「ふはっ名前可愛いならいいじゃん」
「よくないーっ!あとは…あやか、桃子、花美いつもありがとっー!こんなわたしを気づかってくれて話してくれてとってもうれしいよーっ!」
「それは感謝の気持ちだな。」
「そうですよっ」
「まだなんかあるか?」
「後は、鏑木先生といると素の自分を出してしまって怖くなる自分がムカつくー!!!」
「それはせんきゅ」
「ほめてないですっ」
ふぅ。本当鏑木先生のせいだよ。
元ヤンキーのくせに私の気持ちを開いて
こんなに今を楽しくしてくれた。
スッキリして心が軽くなった気がした。
はぁーあ
あれ以来私は鏑木先生と話すのが気まずくて少し避けてしまっている。(まぁ先生だから避けるも何もないけど…)
別に嫌いになったわけじゃなくて、私が怖くなっただけ。
鏑木先生と喋ると"本当の自分"を出してしまって、
もしそれが誰かに見られたら…なんて考えてしまう。
結局私は自分が1番可愛いのだ。
でもこのままだと鏑木先生は私に話しかけてこなくなってしまう。
私は自分がわからない。
先生と話したいけど、学校では"理想の私"を演じたい。
だって"理想の私"を演じたら周りもわたしを遠ざけることはないし、仲間はずれにされることも無いでしょ?それってすごく楽。
家に帰ろうとしたら桃子達が「可憐ー?一緒に・・・かえろ!」
「う、うん!ありがとー」とありがたく仲間に入れてもらうと…
「可憐最近なんかあった?」
あやかが言ったんだ。
図星…
「わたしたち可憐にいっつも助けられているから支えになりたい!」
「うーん…実はちょっと」鏑木先生のこと言うのも嫌だし、素の自分があることなんて知られたくないしー…
「え、えーと勉強が難しくて、、、」結局嘘を付く。
「そうなんだね!話してくれてありがと〜!」彼女達の笑顔を見るたびに心が痛む。この子たちは私の本当の性格を知ってもそばにいてくれるだろうか。
「う、うん!ごめんね。心配かけて」
ーーーー
次の日の昼放課、鏑木先生が声をかけてきた。
「可憐。ちょっと話せるか?」
「あ、はい。」
鏑木先生が向かった先は屋上…??
「ごめんなー、こんなとこ呼び出して。」
「あ、いえいえ。ところで何か?」
「あー…この間はほんとにごめん。」
先生から謝られた…
「せっかく可憐が心配していろいろ言ってくれたのに、『ほおっておけ。』なんか言って。あの言葉だけ伝えたかったんじゃなくて、そんな心配しなくても大丈夫って伝えたかったんよ。ちなみにあの後あいつらにちょーとお仕置きしたらびびってもう来なくなった。」
「お仕置き………」殴った…???
「…だからこれからはそんな心配しなくても大丈夫だ。」
ふーん
「……もういいですって。私だって弱くないんです。ぶっちゃけ心配じゃなくてヒヤヒヤしてただけだし」
「そうか…。」
「まぁでもありがとう御座います。先生なりに考えていたんですね。」
「あぁ。まぁな」
短い返事をした後鏑木先生は
「後、可憐。ずっと溜め込んでることがあるだろ?」
「え…、」
「可憐。言いたいことがあるなら言っていいんだ。青空に向かってムカつくならムカつくって叫べ。」
言いたいことなんて言えるわけがない。
そう頭では思った。思ったのに、どうしてだろう。
「みんなみんなわたしを頼りすぎっ!!私のことが大人しくて理想の子だと思ってるのやめてっ!?てか本当は素の自分を知ってもらった上で皆と友達になりたいっー!」
思いっきり青空に向かって叫んだ
「そうだ。その調子だ。言えよ、可憐。ムカついてること全部言え。ここなら誰も聞いてないからな」
「私の名前可愛すぎっー!よく名前に比べて顔は可愛くないって言ってくるやついるけどそんなの知ってるっつーの!いちいちムカつくー!!!」
「ふはっ名前可愛いならいいじゃん」
「よくないーっ!あとは…あやか、桃子、花美いつもありがとっー!こんなわたしを気づかってくれて話してくれてとってもうれしいよーっ!」
「それは感謝の気持ちだな。」
「そうですよっ」
「まだなんかあるか?」
「後は、鏑木先生といると素の自分を出してしまって怖くなる自分がムカつくー!!!」
「それはせんきゅ」
「ほめてないですっ」
ふぅ。本当鏑木先生のせいだよ。
元ヤンキーのくせに私の気持ちを開いて
こんなに今を楽しくしてくれた。
スッキリして心が軽くなった気がした。



