先生✕元ヤン〜反乱の予感!?〜

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メールをしてきたのは鏑木先生だとわかったものの…
うちの学校にまたヤンキーが来たらみんなにもバレて………………
いやぁ。
これからどしよ

さっき鏑木先生が
『俺が守るから。』
と言ってキュンとしてしまったのは恥ずかしいからヒミツだ。


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んー…
ヤンキー達は何しにまた来るんだろ
やっぱ何かしら文句をいいに?
それとも殴りに……
うぅ…
これは考えないでおこー…
でもびっくりしたー
いきなり『逃げろ』
なんて来たらまじで驚くじゃん!?
ほんとに心臓止まるかと…
あ、あれ?
よく考えたらヤンキーが学校に来たら私よりも先に他の先生が気づくから大丈夫なのでは…???

いやー…でもそしたらまた他の先生に『鏑木先生何したんですか?』的なこと言われて…
『あなたはもう学校に来なくていいです!』って言われるかも!

まぁあまり悩んでもしょうがない!とりあえずふつーに過ごそう。

昼放課、グラウンドを散歩していると奥の方にヤンキーが!?

で、でも鏑木先生いるはず…っていないやん!
え?!さっき格好付けてました!?なんか俺が守る的なこと言っといてどっかいくのやめてー?
「おい。この間みた女の子じゃん?」
ひええええええ

見つかったよ。


これはやばいよ。
「フフフフフフ…人違いでは?」
「そんなわけないって」
早く引き下がれや!!!
あーもう!鏑木先生どうにかして!?
それも学校外で!!
話し合いとかで?????
なんとかここを乗り切るしかない!
ドラマとかのセリフを借りて…
「あ、あのー…カツ丼でも食べて。話を聞く、から!、ふるさとのおっかさんも泣いてるよー。」
ん??自分でも何言ってるか分からない…この間みた刑事ドラマのセリフを適当に言ったらなんかやばい……
これは流石にヤンキーも怒る「た、確かに最近お母さんに会ってないな…」
と、ヤンキーのうちの一人…?
え???これは上手く騙せてる(?)
「バカ!何変な言葉に騙されてんだよ!」
「はっ…ですよね」
「鏑木はどこだぁ?」

ひやぁ……
鏑木先生は職員室だわ!!それくらい分かれよ!
いや…でも職員室にいることバレたらやばいかも
なんてことはどうでもいい!!!!
に、逃げるが勝ち!
「し、しつれーしまーす!!!!」

私は無我夢中で走った。

息を整えながら職員室へ…
「え、えーと…ふぅ、鏑木先生いらっしゃいますか!?」
勢い余ってすごい大きい声出しちゃった…迷惑だよねぇ…………
「鏑木先生、可憐が呼んでますよー」
「?どうした?」
「あ、あー…しゅ、宿題わからないー、教えてくれますかー?」てきとうに周りの人がわからないようこっちに来てもらった。
「えーと宿題なんて出したか?」
「う…」先生察して?!
「と、とりあえず職員室から出てください!!じゃないとしゃべれません。」
「ん。」
やっと2人で話すことができた!!!
「先生大変です!ヤンキーが学校のグランドに来てて…」
「ふーーーーん」

え?????
ふーん????
「ほっとけばいいんじゃん?」
「はぇ?!」
「驚きすぎ、とりあえず教室行って」
「……………」
これは流石に私も怒った。
「せ・ん・せ・い???なんでいつもいつも、ほっとけとか気にすんなとか、私を突き放すんですか?!私、先生の役に立とうとなんとか頑張って友達とか他の先生にバレないよう誤魔化してたのに?!」
「……」
あー…やってしまった。
最近私、おかしい。
表面は"優しくていい子で大人しい"を演じてたのに
先生の前だと"素"が出ちゃうから調子狂う…
おまけに先生に突き放されるし
それを言ったらなんか黙るし

焦れったいなぁ!
「もういいです。では、さ・よ・う・な・ら!」


私はそんな言葉をかけてその場を離れた。

その時、鏑木先生が何を考えているかなんて知る由もなかったんだ。