朝になって昼になって夜が来た。
1日はあっという間に終わってしまう。
今日も隣のベットは空いたまま。





死と現実の境目の世界でおやすみなさい



その夜。私は幸せな夢を見た。

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また1日が始まる。

これで何度目だろう。
何回同じことを繰り返し何回同じ事を考えただろう?
眠い
辛い
考えることはいつも同じで………


「ライカちゃん!いいお知らせよ!なんと隣のベットに新しい子が来るんだって〜!話し相手ができるよ〜!」
「ほ、ほんとに?」

たった今ネガティブな事を考えてたのが嘘みたいに頭の中から消えた。
話し相手ができる。
普通の人からしたら話し相手ができることくらい当然だと思うだろう。
それでも私からしたらうれしい報告なんだ!
あ、でもどんな人が来るのかな。
おじさん?おばさん?
若い人?

話しやすいといいなぁ

「と、ところでその隣に来る人って何歳くらいの人ですか?」
ドキドキする……
「ん?ライカちゃんと同じ高1よ〜とっても優しい子みたいよ?」
「やったぁ!!!!いっぱい話せるかな〜!女の子?」
「ふふっ見てからのお楽しみです〜」