それから桜とはたまに莉々奈と愛佳には内緒で浬先生の話をたっくさんするようになった。

あ!そいえばね!浬先生の呼び方のことだけど学校外や、家以外は全て浬先生って呼ぶようにしたよ〜!

「桜はいつから浬先生推しだったの〜?」
「私はね〜中1の時かな?」
「え!私も!!」

好きな人の話をして盛り上がるのはこんなにも楽しいんだ!


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ある日いつも通り桜と話していると…
「「ねぇーー」」
莉々奈と愛佳が私を呼んだ。

「なぁーに?」
「最近いっつも二人でいて私たち仲間はずれなんですけどー?」
そう言われてハッとした。
確かに二人で盛り上がっていたので莉々奈と愛佳とはあまり話せていなかった。


あれ?私なんで莉々奈と愛佳に推しのことを言ってなかったんだっけ?

別に2人に言ってもいいんじゃ………?


んー…

「おーい?」

「ごめん!確かに最近全然話せてなかった……私たち好きなものが同じでね。その話をずっとしちゃってた……これからは四人でいっぱい話そ〜!!!」
「私もごめん……美稲と意気投合しちゃってそればっかり話してた。これからは気をつけるね」

「「いいよ!」」

「「「「あ!またそろったね!」」」」

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