王子は完璧少女に甘すぎる

「1時間目と2時間目は生徒会の色々なことを決めたりします。あ、顧問の先生とかはいませんので。始業式は3時間目にやります」

その後、色々な説明を受けて先生に生徒会専用のパソコンを一人一台受け取って、生徒会室へ向かった。

コンコン

紫音がノックした扉は大きなお屋敷にありそうなドア。

「失礼します」

紫音の大きな声が不気味なほどシンとしている廊下に響いた。

ギィ

うわぁ・・・・・。

広いっ・・・・・!

高級そうな長机が向かい合わせに2つずつ、その上にはシャンデリア、部屋の右端には大きなモニターと反対側には大きなソファと小さい冷蔵庫が。

「ああ、来たか」

私たちは先輩たちに言われ、椅子に座った。

「俺は深海琉偉(しんかいるい)だ。去年は副生徒会長を務めた」

眼鏡をかけたいかにも優等生の先輩は、琉偉先輩。

「俺は久慈椎(くじしい)。あまり関わらないでくれ」