王子は完璧少女に甘すぎる

「羅翔、ちょっといいかな・・・・・?」

昼休みが始まり、いつも通り食堂に行こうとすると、莉緒に止められた。

「なんだ?」

今回こそは、だよな・・・・?

「あのね・・・・」

そう言って、莉緒は小さな紙袋を出した。

「これ、さっきA組の子がこれ羅翔にって」

莉緒が出したのは『A組 西園寺』と書かれたものだった。

「あ、ありがとう・・・・・」

莉緒からじゃない上に他の女からなんて・・・・。

俺はそのあと食堂に行き、机で伏せて絶望してていた。

莉緒から・・・・・もらえない・・・・・。

莉緒が・・・・・くれない・・・・・。

莉緒が・・・・・。