王子は完璧少女に甘すぎる

紫音の声が聞こえて、私は集中してスーパーボールを取っていた手を止めて振り返った。

「あ、紫音。ちょっと待って。まだとれるから」

そう言って私はまた水が流れているところを向くと・・・・・。

「莉緒、もうスーパーボールないよ」

愛衣が言った。

「えっ・・・・!なんで⁉」

莉音と羅翔のが破れた時はまだ全然残ってたのに・・・・・⁉

「莉緒・・・・・自分の周り見てみたら・・・・・?」

凛空が言ったので、私は自分の足元を見ると・・・・・。

「あ・・・・・ご、ごめん・・・・・・」

私の足元には、スーパーボールがあふれるほど入っている器が5個あった。

「全部姉さんが取ったんだよ・・・・・」

莉音が言った。

「莉音、だから言ったのに・・・・・やめときなって」

愛乃ちゃんが呆れたように言った。