王子は完璧少女に甘すぎる

「ふぅ~~~」

疲れた~~~~!

10分ほど雪合戦をした。

すっごい楽しかった!

私、紫音、凛空、鷲が雪の上に座って休憩しているとき、あんまり動いてなかった羅翔と莉緒が雪だるまを作っていた。

「できた。あ」

羅翔がそう言った。

羅翔が作っていたのは、THE・雪だるまって感じのオーソドックスな雪だるま。

高さは大体1.4cmぐらいで、大体小4くらいの子ぐらいだった。

雪だるまを作り始めた時一回グラウンドを出たと思ったら枝を何本か持って、10分ほどで帰ってきた。

多分、これに使いたかったんだよね。

羅翔が鞄から赤色のニット帽を出した。

『あ』ってこういう意味か。

「これ、羅翔のじゃないよね?」

流石莉緒、羅翔のこと分かりすぎ。