王子は完璧少女に甘すぎる

「イブの日さ、またみんなで遊ばない?」

つい最近初雪が降って来た時、紫音が提案してきた。

「次は寒いけど、外がいいな」

せっかく雪が降り始めたし、毎年イブくらいには公園に雪が積もるから、幼稚園帰りの子とかがよく雪遊びしてるから、私もしたいなあって思ってたから、丁度いいかも。

「塩、じゃあ、あそこは?積雪(せつゆき)グラウンド」

せつゆきぐらうんど・・・・?

「積雪グラウンドっていうのは、この辺の地域の集まりが作った、雪遊び専用のグラウンド。作ったのは8年ぐらい前なんだけど、意外と知られてなくてあたしと鷲は小1の時から毎年あそこに行ってたの。めっちゃ広いけどみんな公園の方に行くから結構穴場なんだ!」

へー!

鷲と紫音って結構情報通だなあ・・・・・。

「じゃあ、イブの日積雪グラウンド行く予定で良い?」

莉緒が最後に聞いた。

「あたしは良いよ」

「私も」

紫音に続いて私も言った。