王子は完璧少女に甘すぎる

「は?」

私がそう言うと、蔵四季ちゃんは私をさっき以上に睨みつけた。

「だって、退学処分になるかもしれないのに、私を体育倉庫に閉じ込めたりさ。羅翔がどれだけ好きだったのかって」

「ぇっ・・・・・」

私の言葉に蔵四季ちゃんは目から涙を流した。

「でも・・・・・だからって、私のこと体育倉庫に閉じ込めるのは行き過ぎてると思う」

キーンコーンカーンコーン

そう言っていると予鈴が鳴った。

「あ、ごめんね。私、教室戻らなきゃ・・・・・」

そう言って私は教室の方に行った。

ガラガラ

「あ、莉緒おかえり!」

愛衣がそう言いながら私に手を振った。

「ただいま・・・・・!」