王子は完璧少女に甘すぎる

*  *  *

ドンッ!ドンッドンッ!

そんななにかを殴っているような鈍い音がして私は飛び起きた。

ドンッ!バキッ!ガラガラ

扉の方を見ていると、扉が開き始めた。

「莉緒!」

「ぇっ・・・・・」

そこに来たのは羅翔だった。

羅翔を見た途端、私は安心して目から涙がポロポロと出てきた。

羅翔は倉庫の中に入ってきてしゃがんでいる私を抱きしめた。

「おぉ・・・・・・ホントに開けるとはね・・・・・」

「流石に金属壊すのはヤバいだろ・・・・・」

後ろから凛空と鷲も見えた。

「蔵四季?さん、ここまで行くとは・・・・・」