王子は完璧少女に甘すぎる

そこには莉緒ほどじゃないけど可愛らしい女の子が。

「え、誰・・・・ですか」

「誰だよ」

鷲が威嚇するように可愛い子を睨んだ。

「私、蔵四季叶海(くらしきかなみ)って言います。あの、これ新浪さんに渡しといてもらえますか?」

へ?

羅翔?

その蔵四季さんはあたしたちに手紙を渡してきた。

あたしが受け取ってしまうと鷲はもっと蔵四季さんを睨みつけた。

「なんでだ」

鷲が聞くと、蔵四季さんは怯むことなく答えた。

「お願いしますっ」

そう言って蔵四季さんは両手を合わせてウインクをした。

「それじゃ」