王子は完璧少女に甘すぎる

・・・・・。

どうしよう・・・・。

この状況のままもう動きたくない・・・・。

最初は鷲のこと説得・・・・・というか慰め?みたいな感じでいただけだったけど・・・・・。

あたし、鷲のこと好きだ・・・・・。

鷲が苦しかったらなんかあたしも苦しくなる・・・・・。

「元気、出た?」

あたしが聞くと、鷲はあたしから離れながら言った。

「ああ。ありがとな。紫音」

「うんっ!」

紫音って呼ばれてる・・・・・。

塩じゃなくってちゃんと名前で。

それだけでだいぶ嬉しい・・・・・。

*  *  *