王子は完璧少女に甘すぎる

「はあ」

呆れたようにため息をつく鷲。

羅翔が私を後ろから抱きしめた。

「え、ら、羅翔、離して」

「無理、今、莉緒充電中」

「莉緒は充電器じゃねえだろ」

またまた鷲が呆れていた。

鷲、大変だなあ・・・・。

「俺の充電器」

「だから充電器じゃねえって」

ふふっ。

2人の投げ合いがなんだか微笑ましいなあ。

「凛空、愛衣悲しませたら許さないからね」

「わかってるわかってる」

私が言うと凛空はそう言った。

「莉緒、疲れた・・・・・」

紫音に質問攻めされた愛衣は疲れきっていた。