王子は完璧少女に甘すぎる

私は顔を伏せた。

「今、顔がどれだけ赤いんだろうな」

羅翔・・・・・・意地悪過ぎる・・・・・・。

「うぅ・・・・・私の負けだからぁ・・・・・・・」

もうやめてぇっ・・・・・。

「・・・・・はぁ・・・・・」

私がそう言うと羅翔は私の手首から手を離して、顔を片手で覆った。

「莉緒、その顔はアウトだろ・・・・・」

「ふっ・・・・・・ヤバッ・・・・・」

羅翔がそう言うと、影の方から誰かの笑い声が密かに聞こた。

「えっ・・・・・・?」

私がその声をした方を見ると、紫音と愛衣が口を抑えながら笑いながら「バレちゃった?」と言った。

「ぁっ・・・・・ぁ・・・・・」

私は恥ずかしすぎて余計に顔を赤くした。