王子は完璧少女に甘すぎる

ただ、俺の心臓に悪すぎる。

塩から背けていた目線を塩に移すと、破壊力が強すぎた。

少し涙目の頬と耳と首が真っ赤な塩が俺と目があった。

「ぁ・・・・・ぇ・・・・・」

塩の口から漏れたその声がまた俺の心臓を壊そうとする。

・・・・・・俺、今日死ぬのか・・・・・?

「えっと、さ・・・・・こっち・・・・見ないで・・・・・恥ずいし・・・・・ダサいから・・・・・」

・・・・・・可愛すぎる・・・・・。

今すぐに言いたい。

塩に可愛いって・・・・・。

好きだって・・・・・。

俺、今日確実に死ぬ。

「「おーい!鷲!しお、ん・・・・・・?」」

相澤と愛衣が俺等を呼んだが、塩の顔が赤いせいで、声のトーンが下がった。