王子は完璧少女に甘すぎる

「ねぇ鷲!帰りアイス奢ってよ!」

塩が俺の横に来たと思えばそう言った。

「・・・・・はぁ?自分で買えよ」

「えーケチ」

「うるせぇ」

こうやって会話できるだけで嬉しいなんてな・・・・・・。

・・・・・・つか、こいつなんか嬉しそうか・・・・・・?

「なぁ、なんか良いことあったのか?」

「え・・・・・?別、に・・・・・・」

そう言って塩は耳まで真っ赤にして俯いた。

・・・・・・可愛すぎるだろ・・・・・。

「久しぶりに・・・・・・2人で帰れたから・・・・・・」

っ・・・・・!?

空気にかき消されかけた声は俺の耳に届いた。