王子は完璧少女に甘すぎる

side莉緒

「・・・・・・」

そう、なの・・・・・・?

「ごめん・・・・・・ごめん・・・・・・」

謝ることしかできない私が情けなく思った。

「良かった・・・・・」

羅翔はそう言いながら謝る私をそっと抱きしめた。

私も羅翔の背中に手を回した。

「莉緒に嫌われると俺は死ぬかもしれない・・・・・」

「羅翔が言うと冗談に聞こえないよ・・・・・」

幸せ・・・・・。

羅翔の体温を感じると、心から安心する・・・・・。

「・・・・・あの、さ・・・・・・」

「ん?」