王子は完璧少女に甘すぎる

「言われるまでわからない。だから、教えてくれ。俺はなにかしたのか」

「っ・・・・・」

言おうかな。

そんなことが一瞬過ったけれど、すぐにそんな思いを振り払った。

「・・・・・莉緒に嫌われると俺は死ぬ。生きていけない」

「っ・・・・・っぅ・・・・・ぅ・・・・・」

羅翔にそう言われた頃にはもう目から涙が溢れてきた。

「莉緒・・・・・?」

「・・・・・羅翔は・・・・・・本当に私が好きなの・・・・・・?」

私は泣きながら羅翔の方を向いて言った。

「は・・・・・・?」

羅翔は突然の質問に目を丸くした。

「羅翔は・・・・・・羅翔、は・・・・・・」

「好きだ。生き甲斐。それ程だ」