王子は完璧少女に甘すぎる

気を使ってくれたのか、よくわからないけど・・・・・椎先輩の厚意を踏みにじるわけにもいかないし・・・・・。

でも、椎先輩は女嫌いなんだよね・・・・・。

うーんと考えていたけど、椎先輩はを待たせるわけにもいかず脳をフル回転させた。

「じゃあ、お言葉に甘えて・・・・・」

そう言って、私は椎先輩の傘に入れてもらって二人で帰った。

優、しいの・・・・・かな・・・・・?

私は心配で、椎先輩の顔を見ようと見上げると椎先輩の視線とぶつかった。

その瞬間、椎先輩は顔から首、耳までもがまっ赤になり、私に傘を押し付けた。

「えっ・・・・・!?」

椎先輩の意図がわからず戸惑っていると、椎先輩が逃げ出した。

「せ、先輩・・・・・!?」

私が呼んだけれど聞き入れられず、椎先輩の姿はもう見えなくなった。

えぇ・・・・・。

女嫌いって言ってたから私が傘に入ることが耐えられなかったのかも・・・・・。