王子は完璧少女に甘すぎる

「うるせぇ」

さっきの微笑んでいた顔とは違う魔王のような顔。

ら、羅翔っ・・・・・。

正直、この後のことはあんまり覚えていない・・・・・。

このあとやった競技内容とか。

もう何にも覚えてない。

ただ、脳裏に羅翔の微笑んだ顔だけがずっと焼き付いていて・・・・・。

私本当に羅翔のことばっか考えてて何してるんだろう・・・・・。

そして、体育祭が終わったとき。

「「打ち上げしたい~!」」

愛衣と紫音の声でやっと我に返った。

空はもう夕焼けだった。

まわりを見るといつもの教室。

「「駄目だ」」