王子は完璧少女に甘すぎる

まだ他のクラスが9周目。

みんなこれが特待生クラス・・・・・って目を丸くしている。

あ、はは・・・・。

2位はBクラス、3位はAクラス。

今、点差はすごいことになってるらしい・・・・。

「続いて、第二ブロックです」

そうアナウンスされ、私、鷲、羅翔が準備した。

「位置について、よーいドン!」

トップバッターの鷲が信じられないスピードで走り出した。

でも、いつもの‟無”って感じの涼しい顔で、ちょっと怖いくらい・・・・・。

鷲が5周目で、次の羅翔がバトンを受け取った。

うわ・・・・。

かっこ、い、い・・・・・。

羅翔の動作1つ1つがかっこいい・・・・・。

さっきまで聞こえていたみんなの声援や実況が一気に聞こえなくなった。