王子は完璧少女に甘すぎる

「・・・・・・気のせいだろ」

「そう、な、の、かな・・・・・・」

羅翔が驚いたように目を見開いた。

でも、そんなこと気にする前に眠ってしまった。

*  *  *

「「莉緒!」」

「おい、お前ら静かにしろよ」

愛衣と紫音の元気な声と鷲の呆れた声が聞こえた。

目を開けると愛衣と紫音が抱き着いてきた。

「莉緒~!熱出たんでしょ?」

愛衣が心配そうに言ってくれた。

「もう大丈夫だよ。たぶん・・・・・・」

そう私が言うと愛衣は私の頬を触って体温を確かめた。

「さすが莉緒。回復力は化け物級だね!」