王子は完璧少女に甘すぎる

迷惑・・・・・だよね・・・・。

つい頷いてしまった。

「いい子だ」

そう言って羅翔が私を撫でながらふっと笑った。

「あの、さ、さっきカメラの音聞こえたんだけど、あれ、なに・・・・?」

「・・・・・・気のせいだろ」

「そう、な、の、かな・・・・・」

羅翔が驚いたように目を見開いた。

でも、そんなこと気にする前に眠ってしまった。

*  *  *

「「莉緒‼」」

「おい、お前ら静かにしろよ」

愛衣と紫音の元気な声と鷲の呆れた声が聞こえた。

目を開けると愛衣と紫音が抱き着いてきた。

「莉緒~!風邪ひいたんでしょ!」