王子は完璧少女に甘すぎる

「俺は企画とかしたい」

「わかった。じゃあ、一年。書記をやりたいやつはいるか」

「私やりたいです」

手を挙げたのは愛衣だった。

「他にやりたいやつはいないか」

だれも手をあげなかった。

「お前の名前は・・・・・・白川愛衣で合っているか?」

琉偉先輩は顔写真と名前が書いてある表を見て言った。

「はい」

愛衣がそう答えると、琉偉先輩はホワイトボードに  書記:白川愛衣  と書いた。

「会計をやりたいやつはいるか」

「「・・・・・・はい」」

私と同時に手を挙げたのは羅翔だった。

いつも私に合わせてくることはあるけど・・・・・・偶然に一緒のもの選ぶなんて珍しい・・・・・・。