winter song 〜君に捧ぐたった一つの歌〜

拓に案内されて私は奥の部屋の扉を開けた…



そこは、拓が歌を作る音楽部屋だった…



「凄い…ちゃんと部屋があって音楽続けてるんだね」



私は口に手を当てて感動してしまった…



「愛奈のおかげだよ。あいなが僕の歌を信じ続けてくれたから、僕はまた音楽活動をする気になれたんだ…」



愛奈ありがとう…



私は泣いて嬉しくなった…



「愛奈、ご飯食べて行く?」



「うん」



拓のご飯久しぶり



私は久しぶりの拓のご飯が嬉しくてつい声が弾んでしまう



じゃあ、そこに座って…



拓は私をモダンな食卓テーブルに案内した…



拓が作ってくれたご飯は焼き魚とかお味噌汁とかオオソドックスな和食だ



拓のご飯懐かしー



私は思わず言葉に出して感動してしまった…