winter song 〜君に捧ぐたった一つの歌〜

海辺の椅子に座って、私はさっき拓から貰ったiPodに手を掛けた


ピッ



私は再生のボタンを押した



🎵愛奈…聞こえてる?🎵


これは僕が愛奈に捧げるたった一つの歌です


愛奈…


僕が愛奈に初めて会ったのは、雪の降る夜だったね


最後まで僕の歌を聴いて行ってくれた君に、僕は殆ど一目惚れでした…


君と一緒にいた日々は僕の宝物で、かけがえのない日常でした…


でも、僕は君をあんな形で傷つけてしまった…


僕はもう二度と君に会わない方がいいと君から離れました…


でも、僕は今まで愛奈の事を忘れた事は一度もありませんでした…


君に会えない5年間の間でも、君を守る為に、強い僕になって、君を守れる僕になって、そしたら君に会いに行こうと、それだけを心の支えに生きてきました…


それまでは君に会わずに、どんな事でも耐えていこうと心に決めて頑張ってきました…


愛奈…


僕は今でも君が好きです…


でも、久しぶりに会った君にとって、僕はただ君を困らせるだけの邪魔な奴だと言う事に気付きました…


僕が願うのは君の幸せです…


君を困らせて惑わせたい訳じゃない…


昔愛奈と約束した、愛奈だけに捧げる歌をプレゼントします


心から君の幸せを願って


🎵winter song🎵