winter song 〜君に捧ぐたった一つの歌〜

昔を思い出していた…



僕の5歳の誕生日…



いつも忙しい父さんだったけど、僕の誕生日にラジコン飛行機を買ってきてくれた…



僕はラジコンが好きだった…



特に空を飛ぶ飛行機が大好きだった…



「父さん有難う」



僕は満面の笑みで笑った



「拓…お前は人の上に立つ、強くて逞しい男になるんだぞ」



そう言って父さんは僕の頭を優しく撫でた…



僕は父さんみたいな強くて逞しい男になりたかった…



父さんの期待に応えたかった…



でも、僕は父さんのようにはなれません…



父さんごめんなさい



こんな息子で、親不孝な息子でごめんなさい



僕は、僕の信じる道を生きます



今まで、有難うございました