「珊瑚!どこ行ってたの?」

親友のマナが私を見つけるなり椅子から立ち上がった。


「…春日センセーのとこに行ってた」


「もしかして…!告ったの?」


あたしが先生を好きな事も全てマナには話している。


あたしは少しうつむいて、うなずいた。