<短編>大好きな元カレ




あたしは屋上へ逃げた。




京介くんと希美が仕組んだのかな…。




でもまぁ、良かったかな。




進矢を諦める決心ついたし。




あーぁ。




なんかすっきりしたかも。





あたしはフェンスの前までいき、台に乗って風をうけていた。


終わっちゃった…





あたしの頬に一滴の涙が流れた。




最後には一滴どころじゃなくて。






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