<短編>大好きな元カレ

「じゃあね…進矢。ばいばい…」



あたしは教室から出て行った。




教室のドアを開けるとそこには京介くんと希美が隠れていた。



「花梨っ！」



教室から進矢の声が聞こえた。



あたしは反射的に走って逃げた。





なんでなのかはわかんない。




でも今会ったら諦められないから。


恋しくなっちゃうから。





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