でもオネエサンはすぐ帰ってきて

「お父さんが、会いたいって」 


オトウサン…?


初めて会うな!

会いたいな〜


ガチャ


ドアを開けてオトウサンが入ってきた。

お腹が少しでてたから、一瞬クマさんかな?って

思っちゃった!


「コンニチハ」


「会いたかったぞ〜!」

オトウサンは私の目を見ないで、私のカラダに目がいっているように見えた。


??

私、変なのついてるかな、?

「オトウサン…?」

「そうだ!俺がお前のお父さんだ!」

焦ってるように見えたけど気のせいかな?

「さぁ帰ろう!お母さんのことは気の毒だが、これからはお父さんがうんと楽しませてやるからな!」


息を荒くして私の肩を強く持った

痛い、

「お父さん、少し離れてくださいね」

「あぁ…、すみません、」


なんか、コワイ?


「では、こちらで詳細を…」

「いやいい。このまま帰らせてもらおう。」


えっ

オトウサンが私の手を握って部屋を出た。

痛い、痛い、

力が強くて、手が潰れちゃう、

「大丈夫だからな!お父さんがお前のことを楽しませてやるからな」

どこかオトウサンは息が荒いように感じる。

手にさらに力が込められて、本当に潰れそうになる。

「ちょっ…!ちょっと!!」

オネエサンがなんか叫んでるけど、オトウサンは止まらない。


外に出ると、そのままクルマに乗せられた。

ドンッ


「ッ」

「大丈夫だ少しだけ我慢しろよ。今からいいところに連れてってやるからな」

オトウサンはそのまま路地裏にクルマを進めていった。