「朔夜には出ない方がいいと言っておいたんですがね」
よく見れば出場者も各色のスペースにいる2年生も全員顔が死んでやがる。
毎年恒例なのかこれ?
案の定カレールーを引き当てた人はまだ見つからずにいるし・・・、終わるのか?
『なんと!カレールーありました!どうやらお昼に向けて用意していた生徒がいたようです!』
いやあるんかい!
自炊する気だったのかよ。
体育祭であってキャンプ場ではないんだが。
やっとゴールができ涙を浮かべる姿に周りは拍手を送る。
これには流石に私も拍手をしよう。
こんなお題も混じえながら進行されていく借り物競争。
「あ」
皇と谷垣一緒に走るんだ。
ピストル音と同時に走り出す二人。他の組と結構な距離を置いてお題が書かれてるメモの所まで来た。
・・・お世話になってるしな、変な物を引き当てないようにそっと応援しておこう。
「・・・?」
「龍二どうしたんだ?」
表情をコロコロ変え思い悩むような素振りを見せる谷垣。
まさか・・・、
「六法全書持ってる人居ませんかー!!」
そのまさかであった。
谷垣、哀れなり。
学校で六法全書なんて見つかるはずないだろ・・・。
「見つからなかった場合どうなるの?」
「これまではなんとか見つかってきましたが、これは流石に・・・」
よく見れば出場者も各色のスペースにいる2年生も全員顔が死んでやがる。
毎年恒例なのかこれ?
案の定カレールーを引き当てた人はまだ見つからずにいるし・・・、終わるのか?
『なんと!カレールーありました!どうやらお昼に向けて用意していた生徒がいたようです!』
いやあるんかい!
自炊する気だったのかよ。
体育祭であってキャンプ場ではないんだが。
やっとゴールができ涙を浮かべる姿に周りは拍手を送る。
これには流石に私も拍手をしよう。
こんなお題も混じえながら進行されていく借り物競争。
「あ」
皇と谷垣一緒に走るんだ。
ピストル音と同時に走り出す二人。他の組と結構な距離を置いてお題が書かれてるメモの所まで来た。
・・・お世話になってるしな、変な物を引き当てないようにそっと応援しておこう。
「・・・?」
「龍二どうしたんだ?」
表情をコロコロ変え思い悩むような素振りを見せる谷垣。
まさか・・・、
「六法全書持ってる人居ませんかー!!」
そのまさかであった。
谷垣、哀れなり。
学校で六法全書なんて見つかるはずないだろ・・・。
「見つからなかった場合どうなるの?」
「これまではなんとか見つかってきましたが、これは流石に・・・」


