私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

「こっちよお姫様」


「理事長!ましろちゃんもお待たせ。・・・わぁっ!」


言われたパーテーションの傍まで来れば既に理事長が居て、着替えも既に済ませて青いドレスに身を包んだましろちゃんが髪を下ろした状態で鏡の前に居た。


「すっごく!綺麗だよましろちゃん!」


一瞬ドラマのワンシーンかな?って疑っちゃったもんね。


「ありがとうね」


前回の赤いドレスも素敵だったけどこっちもよく似合ってる。





「ましろは赤も似合うけれど、ここは東だもの。青を選んでみたのよ」


「東だからって?」


「えっとね、西の人は赤色を身につけるって話をしてくれたでしょ?東にもあってね、ここは青なんだ。確か南が青紫、北が赤紫だったかな」


だから中立と言ってもどちらに寄った考えなのか分かる、みたいな話があるとかないとか。


「確かに言われてみれば皆バイクのどこかに青が入ってた気がするわ。瑠璃川のインナーカラーももしかして関係してる?」


「よくわかったね!?そうなんだよー幹部になる事が決まった時に入れてねー」