私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

やるせない気持ちになって視線を逸らせば、同じクラスの鈴原さんがいた。


同じチームだったんだ・・・。


鈴原さんを見て感じるのはそれだけ。


の、はずが。


鈴原さんを見てると何かが気になるのか頭がよく分からないまま回転し始める。


何が気になるんだろ?


パフォーマンス中目で追ってみても解決しないまま三組目へと進行は進められていく。


多分、経験的に無視しちゃいけないものなんだろうけど原因も分からなきゃどうしようもないよね・・・。


文化祭が終わったら皆に相談してみようかな。


皆なら真剣に話を聞いてくれるだろうし、なにかいい解決策を出してくれるかもしれない。


自分に言い聞かせるように言葉を並べていると気付けば最終組の番になっていた。


これまでの組にましろちゃんは居なかったからこのチームに居るんだ・・・!


不安な気持ちなんて、これだけで吹き飛んでいた。





『四組目のパフォーマンスになります!』


進行役の言葉と同時にステージ上には煙が立ち込めて、これまでとは全く違う演出に少し驚いちゃう。