私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

自分の事を話してくれるのも、照れ臭そうに微笑むのも、少しは心を許してくれてるのかななんて勘違いすんじゃん。


(やっぱり、駄目だ)


俺は、


ましろんの事が、





どうしようもなく好きなんだ。





じゃなきゃ君の事になるとこんなにも悩んで嬉しくなったり胸が締め付けられる事に理由が付けられない。


「お次の方どうぞ〜」


「ほら、行くわよ」


「う、うん」


浮き足立っている心をなんとか必死に押さえつけてましろんの後に続いて入口へと入って行く。


あー!!!!やばい!!!!


自覚したらますます頭がこんがらがって来た!!!


しかもよりによってなんでいきなり好きな子とこんな暗くて狭い空間に居る訳ェ!?


誰だよこんな設計したのは!?


俺もその内の一人だよッッ!!!!!!


「なに、変な動きして。怖いの?」


「そんな事はないよ!?ま、ましろんは?平気?」


「大丈夫よ。私、非現実的な事は信じないの」


「そっか」


良かったァ!!!!!!!


ましろんが落ち着いているからか、この温度差でパンク寸前な頭も徐々に冷えてきた。


落ち着けェ、落ち着けェー俺の小さな脳みそ!


「ひゃッ!?」


「ッ!?」