私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

「ましろねぇは凄いんだよ!世界に排出できる人材の育成をモットーにしてる神代学園って、国内で唯一飛び級の制度を取り入れてる学校なの。ましろねぇは入学してたった一年で卒業資格を取っちゃったんだから!そりゃもう当時は大騒ぎだったんだから!」


「柊妹、べらべらと喋りすぎよ」


それに旭ヶ丘に来るには神代を卒業する事が条件だったから仕方なく取ったに過ぎない。


「いいじゃん!ましろねぇの凄いところ知って欲しいもん。それに、茜って呼んでくれないのがいけないんだからっ!」


随分見ないうちに口が達者になったもんだなぁ?


鼻息荒く説明するこの子に引き気味な奴もいれば共鳴するように瞳を輝かせるやつもいるしなんだこれ、カオスか?


頬をつねって黙らせるがこれ以上は柊が黙っていないだろうしこの辺りで止めておくか。


こいつシスコンだし。





「綾波さん達ー。二席空いたよー」


「おっ、ここで会ったのも何か縁だしご一緒させてくれよ」


「えっ、俺達は別にいいけど・・・」


「一席四人まで座れるから、二席使えばいけるわよ」


「おっ、いいね。行こ行こー」


「・・・皐月、悪いけどご一緒してあげて」


「・・・りょーかい」


あいつ、何考えてんだか。


「ましろちゃん?なんで橘さんも行かせたの?」





「んー?あの男が"余計な事を言わないように"、ね?」