私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

「列が随分先まで伸びてたよ。ましろ達がいるからなんだな」


「へへっ、来てくれてありがとう!今新しいお客さんを入れたばかりだからもう少し待っててね」


「構いませんよ」


「文〜?様になってんじゃん?」


「うるせぇバカ奏!触れるんじゃねぇ!」


一気に騒がしくなったな・・・。


まぁでも、元々一緒に回る約束をこいつらとしてたから見られるのは仕方ないにしても、


「知り合いには見られたくないわよね」


「あれ、ましろんは誰か呼んでるの?」


「あたし達は特に呼ぶ人も居ないし、大勢呼びたい子なんかにあげちゃったけど・・・」


水嶋と優里が言っているのは招待チケットの事だろう。


一般公開と言いながらも、セキュリティ面を考慮して旭ヶ丘は文化祭の招待チケットを持った人間しか校内に入れない制度を取り入れている。


一人2枚配られていたので、人数的にも丁度いい知り合いが居たので誘ってみたところ来たいと言っていたのだが・・・。


こうなる事が分かってりゃ呼んでないのだがな。どうかシフトが終わってから来てくれと願うも日本には「噂をすれば」という言葉がある。


案の定、