「やれる事をやるだけよ」
「ましろちゃん・・・、頑張って」
「頑張ってな!」
「うん、応援してる」
「応援しています」
「頑張れ」
「谷垣は?応援してくれないの?」
自分でも意地悪な聞き方だと思う。
「っ、うん。応援してる」
少しだけ顔色の良くなった谷垣を見て笑顔を浮かべる。
私だってこいつらの傍を離れたくないんだ。精一杯やらせてもらうとするさ。
「失礼します、演奏のご準備をお願いいたします」
来賓の言葉を聞きながら一時間ほど時間を潰していたところでボーイに声を掛けられる。
食べかけのマカロンを口に放り込み、一口も口をつけていないシャンパングラスを下げてもらう。
誰だよお祝いごとにはシャンパンっていうのを定着させた奴。
泡が絶え間ない幸せを象徴するだとか、天使の拍手とも呼ばれるからだっけか?あとフランス国王の戴冠式で飲まれた歴史に由来するんだったか。
にしたって勘弁して貰いたい。私達に対してだからかアルコールは入っていないものが出されたが、全員が炭酸を飲めるとは思わないでほしい。
指示された場所へ向かう際、また暗い表情を浮かべる谷垣の背中を押す。
「今日の主役に演奏のプレゼント、なんてのも良いでしょ?」
「っ、ああ。楽しみだ」
「ましろちゃん・・・、頑張って」
「頑張ってな!」
「うん、応援してる」
「応援しています」
「頑張れ」
「谷垣は?応援してくれないの?」
自分でも意地悪な聞き方だと思う。
「っ、うん。応援してる」
少しだけ顔色の良くなった谷垣を見て笑顔を浮かべる。
私だってこいつらの傍を離れたくないんだ。精一杯やらせてもらうとするさ。
「失礼します、演奏のご準備をお願いいたします」
来賓の言葉を聞きながら一時間ほど時間を潰していたところでボーイに声を掛けられる。
食べかけのマカロンを口に放り込み、一口も口をつけていないシャンパングラスを下げてもらう。
誰だよお祝いごとにはシャンパンっていうのを定着させた奴。
泡が絶え間ない幸せを象徴するだとか、天使の拍手とも呼ばれるからだっけか?あとフランス国王の戴冠式で飲まれた歴史に由来するんだったか。
にしたって勘弁して貰いたい。私達に対してだからかアルコールは入っていないものが出されたが、全員が炭酸を飲めるとは思わないでほしい。
指示された場所へ向かう際、また暗い表情を浮かべる谷垣の背中を押す。
「今日の主役に演奏のプレゼント、なんてのも良いでしょ?」
「っ、ああ。楽しみだ」


