家に帰って、宿題をする。圭太から、学業優先でいいと言われてる。

宿題を終わらせ、夕飯を作る。メニューを考えていると、着信だ。

『ごめん、急患が入った。夕飯は先に食べてても待っててもいいよ。』

急患か…仕方ないと考え、気を取り直して冷蔵庫を覗く。

ひき肉がある。時間もあるし、ハンバーグでも作ろうかな?

肉をこねて、焼く。小さいのと大きいのの二つを作った。

「できたっ!」

ガチャ

「柚月、ただいま!」

ナイスタイミングで圭太が帰ってきた。

「圭太、おかえり。」

手を洗って、圭太を迎えに玄関まで行く。圭太は私を見て笑った。

圭太とハンバーグを食べる。

「これ、柚月が作ったの?いつもありがとう。」

圭太に喜んでもらえてよかった。私も食べる。

「ごちそうさまでした。」

圭太も私も食べ終わって、一緒にお風呂に入る。

「柚月、最近調子いいよね。」

「うん。もう三年生だし、今年は看護学校受験するつもりだから。」

その後は早めに湯船を出て、着替えて一緒に寝た。