と。いうわけで。私が昨日励ましたおかげで!

凛音は今日告白するそうです!ワクワクドキドキだね!

回診の時にやってもらうために、圭太には共犯者になってっもらってまーす。

あと5分で回診。楽しみだねぇ。

「凛音、がんばれ!」

「うん…」

さーて、運命の時!

「凛音ちゃん、柚月、回診きたよ〜。」

と、圭太が中野先生を引き連れて登場。

圭太と目配せして、私たちは私と凛音の間のカーテンを閉める。

そして息を潜め、存在を消して様子を伺う。

「凛音ちゃん、おはよう。」

「おはようございます。」

さて、ここで…!

「な、中野先生。」

「凛音ちゃん、なんかあった?」

「私、私、お日様みたいにあったかくて、優しい、中野先生が、好きです。」

凛音ちゃんと言えた…!

「凛音ちゃん、そう言ってもらえてすごく嬉しい。俺も凛音ちゃんが好きだよ。」

凛音はまだ事実を受け止めきれてないっぽい。私も泣いたからな…w

「凛音ちゃん、ううん、凛音。俺と付き合ってください。」

「はい、喜んで…!」

二人は抱き合った。