昨日一緒に授業を受けるって約束したばかりなのに・・・。
案の定優里と瑠璃川からは心配する声が数件送られてきていた。
それぞれに寝坊してしまい午後の授業からは出席する旨を伝え急いで布団から出る。
それからシャワーを浴び制服に腕を通し自宅を後にした。
湿気ややけに強い雨に鬱陶しさを感じながら無事に学校に着く。正直布団から出てからの記憶は曖昧だ。
途中で送られてきた「了解!ましろちゃんが良ければ第二音楽室でお昼食べてから授業受けない?」というお誘いには了承の返事を送り今はその第二音楽室に向かっているところである。
明かりが見えなかったが念の為ノックをし扉を開けるが案の定誰も居ない。
ここに来るのはあの日以来だ。
明かりを付けどこに座ろうか考える。流石にソファに一人で座っているのは気が引ける。
辺りを軽く見渡し一番奥に見えるピアノの傍に寄る。
この椅子に座って待っていよう。
というものの何をして時間を潰せばいいのか。寝て待ってるのもな・・・。
・・・少し借りてもいいかな。
何か別の事に思考を運びたかった私は目の前のピアノに腕を伸ばす。すみません、お借りします。
鍵盤蓋を持ち上げ軽く鍵盤をなぞれば綺麗な音色を奏でる。弾いた形跡は無いものの手入れはしっかりとされているようだ。
案の定優里と瑠璃川からは心配する声が数件送られてきていた。
それぞれに寝坊してしまい午後の授業からは出席する旨を伝え急いで布団から出る。
それからシャワーを浴び制服に腕を通し自宅を後にした。
湿気ややけに強い雨に鬱陶しさを感じながら無事に学校に着く。正直布団から出てからの記憶は曖昧だ。
途中で送られてきた「了解!ましろちゃんが良ければ第二音楽室でお昼食べてから授業受けない?」というお誘いには了承の返事を送り今はその第二音楽室に向かっているところである。
明かりが見えなかったが念の為ノックをし扉を開けるが案の定誰も居ない。
ここに来るのはあの日以来だ。
明かりを付けどこに座ろうか考える。流石にソファに一人で座っているのは気が引ける。
辺りを軽く見渡し一番奥に見えるピアノの傍に寄る。
この椅子に座って待っていよう。
というものの何をして時間を潰せばいいのか。寝て待ってるのもな・・・。
・・・少し借りてもいいかな。
何か別の事に思考を運びたかった私は目の前のピアノに腕を伸ばす。すみません、お借りします。
鍵盤蓋を持ち上げ軽く鍵盤をなぞれば綺麗な音色を奏でる。弾いた形跡は無いものの手入れはしっかりとされているようだ。


